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R02/07/01

日頃よりPTA活動へのご理解とご協力をいただき,厚く御礼申し上げます。

令和2年度定例総会(書面決議)におきまして,昨年度に引き続き会長を拝命いたしました。本年度も児童・生徒の安心・安全,健全育成に尽力してまいりますので,何卒よろしくお願いいたします。

本年度広島県PTA連合会としての活動スローガンは「子どもと共に夢と未来を育む環境を〜時代に即したPTAをめざして〜」といたしました。PTA発足から70年が経過し,「子どもたちのため」に行ってきた活動が本当に今の時代に即しているのか,今一度立ち止まって考えてみては,という思いで掲げました。

多くの会員の皆様の声を聴いていると,これまでやってきたPTA活動はどうであったのか再検討が必要ではないかと思います。事業の精選,工夫し形を変えながら効果を高める必要があるものなどPTA活動全体を見直していくことが大切と考えております。これを機に「今までやってきたから」と続けてきた活動をアップデートしながら,本当に子どもたちのために出来る活動を進めていきましょう。

さて,今年早々に新型コロナウイルス感染症の影響で緊急事態宣言が出され,生活が一変しました。多くの学校が3月から臨時休校になり,各郡市町PTA連合会や単位PTAも活動を休止せざるを得ない状況となりました。

4月には条件付きで新学期を迎えることができましたが,1週間後には再度休校。緊急事態宣言の解除と共に6月から学校は再開したものの,「新生活様式」というこれまで子どもたちが体験してきた学校生活とは違う環境での再出発となりました。それはPTA活動にも影響を及ぼしています。

このような先を見通せない状況の中で広島県ではオンライン授業の環境整備に向けた補正予算の可決,そして,見送りになりましたが,9月入学導入に関して知事会が緊急提言を出し,政府も検討に乗り出すなど,今回のコロナウイルス感染症は今後の学校教育制度を含めた社会全体の改革のきっかけになろうとしています。

また,緊急事態宣言はネットを介した情報の活用や人間関係について考える機会になりました。昨年全小・中学校PTA母親代表研修会においてネットトラブルに関する講演会を開催いたしましたが,その中で「メディア・リテラシーを身に着ける」といった内容がありました。メディアを批判的に読み解き,主体的に使いこなす能力のことで,「送り手の意図」をしっかり考えようというものです。広島県PTA連合会では数年前より家族でメディアについて考えてもらうことを目的とした「アウトメディアチャレンジ」に取り組んでまいりました。今回の新型コロナウイルス感染症が及ぼした影響を一つのきっかけとして,家庭内の絆を深め,電子メディアの不適切な扱い方をしないよう活用していただけることを願っております。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で,PTAとしては縮小された中での活動にはなりますが,今後もPTA活動を通して保護者同士が相互に協力し,学び合い,親として成長し,私たちの言葉や行動で子どもたちの明るい未来を築いていくことができるよう,皆様方のご支援をお願いいたします。

最後になりましたが,各単位PTAをはじめ,それぞれの地域のPTA活動がますます盛んになりますことを心より祈念いたしまして,会長就任の挨拶とさせていただきます。


広島県PTA連合会 会長 山本浩司